誰しも去年の今頃 「コロナウィルスが世界中に蔓延する」 とは想像もしなかった事でしょう。そんなコロナ渦にあって初めて迎えるお正月です。来年の初詣は、 多くの参詣者が来られて 「密」 な状態となるのか、 もしくは皆が混雑を敬遠して閑散とするのか、 全く見当もつきません。いずれにしても当山では檀信徒の皆様をお迎えするにあたり、 出来る限りの感染症予防対策を講じて初詣の行事をとり行います。
ただし、 すべての行事を例年通りに行う事は出来ません。「新しい生活様式」 を取り入れ、 お寺の行事も時代の変革に沿うべきと判断し、 苦渋の決断ではありますが、 下記の三つの行事を取りやめる事と致しました。
何卒、 ご理解とご協力をお願い致します。
十二月三十一日 (大晦日) 夜中の行事 (受付 ・ 売店) はすべて行ないません。
コロナウィルスの感染抑止の観点と、 冬の夜中の行事につき、 お手伝いボランティアの人材確保が困難である為に除夜詣の行事は取りやめる事に致しました。大晦日の夜中は受付 ・ 売店は閉鎖、 境内の照明も消灯しています。精気爽やかな新年、 正月三が日の午前十時~午後三時頃までの時間帯にお出かけ下さい。
おそばを販売するにあたり本職の飲食店でも苦慮している感染症予防対策を十分に施す事が出来ない為とお手伝いボランティアの方々の高齢化と人手不足の問題からおそばの販売を取りやめる事に致しました。
※おそばの販売を取りやめる以外 (ダルマ、 守護矢、 干支など縁起物の頒布) は例年通り行います。
『千巻心経』 本堂内の 「密閉空間」 で不特定多数の人が出入りし、 声を出して読経する状態になります。また寒い時期ですので十分な換気と暖房の兼ね合いが難しいため、 取りやめる事に致します。